場の量子論を制覇しよう!

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量子力学の冒険(その9)

 現在2021年5月19日19時49分である。(この投稿は、ほぼ3719文字)

麻友「今日は、まあまあ、早く始めたわね」

私「今日は、歯医者に行って、帰ってきてから、一仕事したんだ」

若菜「何をしたんですか?」

私「昨日、過去の記事の目次を作っていると、言っただろう。あれが、2015年から、2020年まで、並べるだけは並べられたんだ」

結弦「じゃあ、リンクを張った?」

私「全部張るのには、毎日やっても、2カ月以上かかるから、まず2015年の最初から、麻友さんと出会って、『戦う!書店ガール』を、見ていた頃まで、リンクを張った。副題が、既に付いているものは、温存して、まだ副題を付けていなかったものは、投稿本文を読んで、私は、こういうことを言いたかったんだ、とか、この言葉は読みたくなりそう、という副題を付けた」

若菜「例えば、今日付けたのは?」

私「

「AKB48を、やめるまで、待っていてください。」の一言をいうのすら、ルール違反

とか、

『ものすっごく、可愛い女の子がいる。』っていうだけで、ドラマを演じる周囲の人間、全員が、幸せな気持ちになる。

とか

映画『紅の豚』の中で、ポルコがフィオに言うところがあったでしょ。「徹夜はするな、美容に悪い。」

とか」

麻友「長いのが、多いわね」

私「こういう古い記事を読むのは、このブログをたくさん読んだ後の人だ。その場合、奇抜すぎる副題より、内容が想像できる副題の方が良いと思ったんだ」

若菜「お父さん、読者に媚びるようになったら、おしまいですよ」

私「まだそこまでは、行ってない。ところで、歯医者に行く前に、今日もマックで、食事をしていたのだが、『駆け落ちのシミュレート(その5)』での、マックでの知り合いのAさんに、

「このミュージカルのDVDは、発売されていないから、この動画は、どうやってツイートできたんでしょうね?」

と、ツイッター上のミュージカル『アメリ』の動画を見せた」

結弦「それで?」

私「そのAさんが、

Aさん「それは、なんというミュージカルですか?」

というので、

私「麻友さんが、出ていた、『アメリ』なんですが」

というのだが、Aさんは、

Aさん「わたなべ まり さん?」

と、分かってくれない。その後、Aさんは、自分のパソコンで、検索して、しばらくすると、

Aさん「この渡辺麻友さんという人、かなり人気があるようですね」

と言ってきたので、私は、

私「それには、何とお答えして良いのやら分からないのですが、AKB48で、1番人気のあった人なんです」

と答えた。心の中では、嬉しくてたまらなかったのだが」

結弦「つまり、のろけ話か」

若菜「そんなことでも、たまにないと、お父さんも、寂しいですよね」


麻友「太郎さん。

「AKB48を、やめるまで、待っていてください。」の一言をいうのすら、ルール違反

というのを、太郎さんが書いて、その後私が、AKB48を、卒業してから、3年半になる。その間、私は、太郎さんに何も働きかけていない。いい加減気付いてよ。自分は振られたんだって」

私「そういう言葉には、後ろめたさが滲んでいる。本当は麻友さんは、私に働きかけている。実物をみせよ、というのなら、あの19cmの定規の入るペンケースだってそのひとつだし、本当は最後まで秘密を貫くつもりなのかも知れないけど、W3M∞(ダブミー)のWとMを分けたのだって、本心は、渡辺 麻友ではなく、渡辺 松田だったからだ。私は、名作を一杯読んでいるから知っているけど、いつも持ち出す、怪盗ルパンの短編の『結婚指輪』で、女の人は、暴力を振るう夫に堪えながら、指にはめている指輪に『O.B.』(オラース・ベルモン 怪盗ルパンの偽名)と、掘って、辛いことがあるたびに、その指輪を、握りしめていた。最近、時間があるときに、情熱大陸を見返したんだけど、麻友さんは、小さい頃、シンデレラや人魚姫で育ったという。シンデレラは、王子様と結婚できる。人魚姫は、王子様に自分の方を見てもらえず、自殺する。両極端だ。ところで、今通っている渡邊歯科医院の窓辺には、白い服を着たお姫様と、こびとが七人、瀬戸物の置物である。私でなくとも、それが、白雪姫だと分かる。白雪姫は、王子様のキスで、生き返るんだよね。お話は、それぞれだよ。でも、どんな話だって、書いた人が、世の中が良くなるようにと、心を込めて書いたはずだ」

麻友「じゃ、ちょっと、書き取ってよ。2021年5月21日金曜日の21時から日テレで、実写版の『アラジン』を、やるの。21時からじゃ、太郎さんは録画するだろうけど、とにかく、その感想を、またブログにでも書いてよ。メルヘンチックな太郎さんが、実世界でどう振る舞うのか、私はどう振る舞えばいいのか、一緒に考えましょう」


私「恋人達が、自分達の恋の行方を、話し合っているところから、一気に教科書の雰囲気が変わり、前回、リチウム({\mathrm{Li}})までだった化学の話が、さらに、先へ進む」

若菜「ちょっと、聞きたいのですが、

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この下の絵で、sオービタルというのは、K殻という一番原子核の近くにある軌道にもあって、それは、1sオービタル。そして、sオービタルは、L殻という、K殻の外側にある軌道にもあって、それは、2sオービタルという。そして、実は、L殻には、pオービタルというのも、あって、さらに、pオービタルは、3つもあって、{2p_x}、にピーエックスオービタル、{2p_y}、にピーワイオービタル、{2p_z}、にピーゼットオービタルと、呼ばれる。ここまでは、いいのでしょうか?」

私「そこまでは、まさにその通りだ。ただ、電子が、クォークレプトンの1つだから、フェルミオンだと言ったように、それぞれの軌道(オービタル)に、最大2個まで(上向き1個、下向き1個)しか、入れない。全く同一の状態には、2つのものが、同時には、いられない、というパウリの排他原理を満足するように、自然はできている」

麻友「なんか、最近、量子力学が、つまんなくなってきちゃっている。決まった約束事ばかり・・・」

私「そうなんだよ。量子力学って、つまらないんだ」

麻友「真に受けた?」

私「そういうことじゃなくて、大学1回生で、もう名前出すけど、久田君という人が、学校の近くに住んでて、自主ゼミをそこでやっていいよ、と言ってくれたので、久田君、魚田君、島君、中田さん、藤居君、館野君、そして私の7人で、ファインマン物理学の第Ⅰ巻を、読んでいった。1年で5冊読むつもりだったけど、やってみたら、1年で、1冊しか読めなかった。そして分かったことは、ゼミが長引いて、女の人もいるのに、徹夜したりして、久田君は、非常に迷惑を被っていたということだった。それで、翌年は、いきなりⅤ巻をやろうと言っている藤居君や私に、もう付いて行かれないと、久田君はゼミを下りてしまった。そして、2回生になった、2年目、本当にファインマン物理学の第Ⅴ巻を、読み始めた。みんな楽しみにしてたんだけど、相対性理論みたいに、時間が遅れたり、長さが変わったりしない。高校で習った、複素数と、行列の知識で、ほとんど分かっちゃう。4月、5月、6月、と進むにつれて、みんなガッカリしだして、7月の初め頃、量子力学の文面を、読んでいるときに、私が、もう一方の藤田君とやっていた、一般相対性理論のゼミの話題を、チラッとしたら、藤居君が、

『やっぱり、相対性理論じゃなきゃ、駄目ですよ。量子力学なんて、面白くない。オー、燃えてきた』

と言って、一気に計算しきったんだ」

若菜「それで、ゼミおしまいですか?」

私「結局、ファインマン物理学の第Ⅴ巻は、取りやめになって、私が提案した、『多様体の基礎』を、始めた。その後、いっとき、『ホーキング&エリス』のコピーも配ったけど、続かず、秋にすき焼きパーティーをやって、最終回になった。中田さんや、島君や、魚田君や、館野君は、授業にも出ていたから、大丈夫だったが、藤居君と私は、単位がないということに、なっていく」


麻友「量子力学って、面白くないのか。『量子力学の冒険』買って損した」

私「そう決めつけるのは、早い。例えば、水({\mathrm{H_2 O}}) って、大抵、こんな風に、折れ曲がった形に描かれるよね。どうしてだろう?」

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結弦「理由があるの?」


私「それを、書きたいけど、もう22時43分で、眠い。次回にしよう」

麻友「太郎さん。ギリギリで書いているのね。おやすみ」

若菜・結弦「おやすみなさーい」

私「おやすみ」

 現在2021年5月19日22時45分である。おしまい。


 注.

 白雪姫が、蘇生するのは、王子様がキスしたからではなく、喉に引っ掛かっていた毒リンゴのかけらが、飛びだしたから、というのが、本当らしいと、Wikipediaで知った。創作されたお話を、必ず原文通りに、復元しようと思うと、何も書けなくなる。気付いたら、修正することにしよう。

 注終わり.

 現在2021年5月20日5時54分である。修正終わり。