場の量子論を制覇しよう!

量子力学から始めて場の量子論までを制覇する試みです。ブログの先頭に戻るには、表題のロゴをクリックして下さい。

中国の成果を讃える(その3)

 現在2024年1月29日20時49分である。

麻友「太郎さん。かなり、念入りに、調べていた。引っ掛かっていたのは、ダイヤモンド半導体のこと。『なぜ、ダイヤモンドでなければ、ならないのか? お金が欲しいからか?』と」

私「20時49分の数分前、ダイヤモンドを使う理由のひとつに気付いた」

若菜「発見ですか?」

私「私に取ってだけのね」

結弦「どういうことなの?」

私「(その2)の投稿で、結弦が、ダイオードに気付いてる。でも、その仕組みは?」

結弦「ダイオードって、一方の方向だけにしか、電流を流さない」

私「そうなんだけど、ベータ崩壊で、もの凄い速さを持った電子が、ランダムな方向に飛び出す。これを、手なずけるには、どうしたら良い?」

結弦「ダイヤモンドが良い理由が、分からない」

私「私も、そう思っていた。そして、量子力学的な現象として、これを、扱おうとして、ハッと、気付いた。量子力学金科玉条とするものは、『量子は、粒であると共に波である』というものだ」

若菜「電子は、粒ですが、波でもあると?」

結弦「波だとすると、ダイヤモンドに入って、屈折する。確か、ダイヤモンドは、もの凄く屈折率が高い」

若菜「いわゆる、指輪に付いているカットされたダイヤモンドでなく、波の振る舞いを見せる電子を、上手く揃えるために、干渉させるもの」

麻友「『量子力学の冒険』で、私達が知っているのは、それだけね」

私「私も、そういう幼稚な想像しかできない。でも、ダイヤモンドである理由が、ちょっと分かるだろう」


麻友「課題は、他にもあった。この連載の最初ので、こう書いていた。


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この後、塩田さんから、以下の質問を受けたことなどを書く予定です」


・そのニッケル63というものを、この地方でしか手に入らないというようなことは、ないのですか?

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             (中国の成果を讃える - 場の量子論を制覇しよう!より)


これは、どうなったの?」

私「まず、私は、この質問を、取り違えていた。塩田さんは、中国が、原子力電池というものを開発したけど、そのニッケル63というものを、自国で産出できず、他のニッケル鉱山のある国に、戦争を仕掛けるなどという懸念はないのですか?というようなこと、つまり、『中国だけで、完結できるものなのですか?』と、聞いたのだった。しかし、私は、勘違いし、地球上のどこの国でも、無尽蔵にニッケル63を、手に入れられるのですか?と、聞かれたと思った」

麻友「小さな疑問を、地球規模にしてしまう。で、どうなったの?」

私「まず、ニッケル63というものは、そんなに、どこにでもあるのか? という問いなんだけど、Yahoo! JAPAN で、『ニッケル63』と、検索をかけると、次の様なWikipediaの記事もヒットするが、『どこにでもあるのか?』という問いへの答えはない。半減期100年でも、一応放射性物質で、取扱いは慎重に、となってるみたい。こういう微妙な問題では、Wikipedia を、鵜呑みにするのは、危ない。ところで、いっとき消えていた、原子力電池のページが、改訂され、次の様に、インターネットに流れている」

ニッケルの同位体Wikipediaのページ

ja.wikipedia.org

原子力電池のページ

www.drone.jp



気になるのは、下の記事の、

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同社は2025年に1Wの電力を持つ電池を発売する予定であり、政策が許せば、原子電池によって一度も充電されない携帯電話や、現在15分しか飛べないドローンが常に飛べるようになるかもしれないとしている。

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という一節である。つまり、他の技術革新などのスピードと、かけ離れて早い技術だと、国が、ストップをかけるかも知れないと言うことだ」

麻友「どういう意味?」

私「西友でも、家電量販店でも、電池は大量に売られている。電池というのは、一大産業なのだ。その製造工程に携わっている人、パッケージする人、輸送する人、陳列する人。それが、原子力電池で、全部何とかなるとすると、全員職を失うのだ。2026年に、お金という概念がなくなるのなら良いが、多くの家庭を持つ人を、路頭に迷わせることになるのは、対策を考えてからにした方が良いのではないか? ということである」

麻友「太郎さんも、考えてるんだ。投稿したら?」

私「じゃ、解散」

 現在2024年1月29日23時14分である。おしまい。