現在2024年7月3日19時12分である。(この投稿は、ほぼ2610文字)
麻友「昨日の、『褒美が出るよ!』すっごく楽しくなった」
若菜「お父さん。貯めておかなきゃ、駄目ですよ」
私「うん。分かっている」
結弦「昨日の、
という定義だけど、この右辺は、演算子なんでしょ。関数に、関数を、対応させるって、どういう風に、やるの?」
私「具体的に、やってみなければ、分からないよな。結弦、100円」
麻友「あっ、見た? 今、数式の計算していた太郎さんの顔。誰かに説明しようとして、計算しているときの、太郎さん。小学生でも、分かるくらいの、丁寧な式変形する。あの顔をできるなら、太郎さんまだ、認知症じゃないわよ」
若菜「お父さん、こんなこと、書かせていいんですか? 確かに、ルジャンドル多項式とロドリーグの公式計算するのは、大変で、没頭しなければ、計算できないでしょうけど」
私「私の人生でも、こういうことは、ひとつきに1回くらいしか、訪れないんだが、本当は、毎日、こうだと良かったんだけどね。若菜、100円」
私「例えば、 というのは、1つの関数だな。結弦、
に、
を、演算させてご覧」
結弦「それは、 で、・・・」
結弦「まるいディーは、その文字だけで、微分するんだよね?」
私「そう。100円」
結弦「 と、求まった」
私「これは、数学や物理学の慣習なんだが、算用数字は、先頭に持って来た方が、収まりが良い」
結弦「 と、言うこと?」
私「そう。結弦、100円」
若菜「私も、やってみたい」
私「若菜、100円。じゃあ、 に、
を、演算させてご覧」
若菜「もう分かりましたよ。
ですね」
私「それで良いんだ」
麻友「私も、やってみたい」
私「麻友さん、100円。じゃあ、 として、
を、2回、演算させてご覧」
麻友「2回か。取り敢えず書いて見よう。
イーの指数関数って、微分しても変わらないのよね」
私「良く覚えていたな。麻友さん、100円」
麻友「とにかく書いて見るものね。
やった」
私「ひとつ聞いてみたいが、 に、
を演算させたら、どうなる? 誰か」
若菜「 で、
の関数を、微分する。他の変数は、定数と思って、微分するというのが、偏微分の定義ですから、定数の微分は、ゼロ。つまり、
です」
私「その通りだ。若菜、100円」
私「量子力学では、状態と呼ばれる、複素数の波が、空間を満たしていると、考える。その波の関数を、位置とか運動量の演算子で、変化させる。そうして、変化させたものを、積分すると、例えば運動量の平均値(これを、期待値と言うが)が、得られるのだ。だから、演算子を求めるのは、重要なことなんだ」
結弦「高校の物理学とは、全然違うんだね」
私「私も、やっと分かってきた。結弦、100円」
麻友「もう、23時02分。終わりにしたら?」
私「麻友さん、100円。じゃあ、これで、今日は終わりにしよう」
若菜・結弦「おやすみなさーい」
麻友「おやすみ」
私「おやすみ」
現在2024年7月3日23時05分である。おしまい。