場の量子論を制覇しよう!

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量子力学概論(その13)

 現在2024年7月1日17時29分である。(この投稿は、ほぼ2666文字)

麻友「ジワッジワッっと、外堀から埋めている。知ってるわよ。太郎さん」

私「バレた?」

若菜「一昨日、『量子力学概論(その12)』で、『ランダウでなくとも、量子力学って、こうなっちゃうのですか?』と、言ったら、本物のランダウ持って来た。しかも、『力学』の出だしを」

結弦「でも、ランダウ、見てみたい」

私「理論物理学教程の最新版を、訳す計画があるそうだが、私は、もっと改良して、理論物理学教程を、書き改めたいんだ。だが、敵に勝つには、敵を知らなくてはな」

麻友「だから、読んでみたいと?」

私「ランダウには、独特の書き方がある。取り敢えず、それを感じるところまで、持って来た。見てくれ」

若菜「表紙も」


麻友「これ、『ランダウの変分原理』だ。『数Ⅲ方式ガロアの理論(その57)』『数Ⅲ方式ガロアの理論(その58)』で、計算してたのだ」

数Ⅲ方式ガロアの理論(その57) - 『数Ⅲ方式ガロアの理論』のガイドブック

結弦「あっ、この世界の長さは、ラグランジアンで測ると、実際の動いた経路が、最短になり、慣性の法則を、変分原理として、取り込める。大江さんの括弧、ファインマンの原子仮説、ランダウの変分原理と、3つだけで良いんだと、お父さんが言ってたのだ。お父さん、あの記事書きながら、このページにも目を通してる」

私「いや、『数Ⅲ方式ガロアの理論』の記事を書いたのは、2022年だ。一方、今回スキャンした原稿の §2. の上に、『ファインマン物理学Ⅲ巻を利用しよう。』2018.11.26 4:51:27のアイディア『麻友53』、と書いたのは、『ブルバキランダウ』のブログで、本気で『力学』を、読もうとしていた時期だ。2018年というのが、一致する」

若菜「秒まで、時間を書いているから、間違いようがありませんね」

麻友「しかし、厳しいわね。2ページの、脚注の最後、


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極値の条件のみ


にアンダーラインを引いて、


極値でなく
とも良い。微分
ゼロなら。『数学文章作法(基礎編)』36ページのメモに日付。

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と、なっているけど、太郎さんの

の本の36ページを開くと、


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極値でなくてもいいんだ。
  微分がゼロならいいんだ。
        2016.12.16
               11:05

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とある。太郎さんは、『理論物理学教程』を、何度も読み始めているのね。2005年(5ページ)にも、2006年(1ページ)にも、2015年(3ページ上)にも、2016年(2ページ及び『数学文章作法』)にも、2018年(1ページ上、2ページ)にも、日付を打っている」

若菜「お母さん、スキャンで切れているところ、良く読めますね」

麻友「太郎さんの本を、見ているからよ」

若菜「後3箇所、読んで欲しいのは、3ページの右端」

麻友「


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{q(t)} に比べて{\delta q(t)} が小さいということだろう。 2016.2.25 17:09

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となってる」

若菜「それから、4ページ側面」

麻友「


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{L_B}{L_A} の量を含めば、{A} の系のラグランジアン{L_A} にならなくなる。

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若菜「それから、4ページ下の切れているの」

麻友「


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『加法性』という言葉の定義は?

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となっている」

結弦「やっぱり、本を持っていると、強いなあ。何で、良い本をどんどん、絶版にしちゃうんだろうね?」


麻友「差し当たって、ランダウ=リフシッツの『理論物理学教程』の、出だしは見た。本当は、前に、太郎さんの手書きのを見せてもらったけど、本物は圧巻ね」

若菜「インテグラ{\displaystyle \int} も、偏微分 {\displaystyle \frac{\partial}{\partial q}} も、変分 {\delta} も、現れていましたね」

結弦「これは、かなり物理学を学んだ人のための本だな」

麻友「でも私、大学で、少し数学と物理学を学んだから、全く分からなかったときとは、違うわよ」

私「そう来なくっちゃ。次回、グライナーを少し進めるぞ」

麻友・若菜・結弦「はーい」

私「じゃ、解散」

 現在2024年7月1日23時29分である。おしまい。